「最近、これまでと同じ食事をしているのに、なぜか太りやすくなった……」 「冷えが酷すぎて、布団に入っても手足が氷みたいで寝付けない」 「とにかく疲れがとれなくて、毎日なんとなく体調がすっきりしない」
40代・50代を迎えると、女性の体はホルモンバランスの変化で一気にガタがきやすくなりますよね。サプリを試したり、無理に食事を抜いてみたりしても、全然結果が出なくて「もうどうしたらいいの?」と諦めかけている方も多いのではないでしょうか。
そんな大人女性にこそ、ぜひ知ってほしいのが東洋医学の「食養生(しょくようじょう)」という知恵です。
東洋医学の世界には「私たちの体は、毎日の食事で作られている」という大原則があります。高い化粧品や新しいサプリを買いに走る前に、まずは普段の「食べ方」をちょっとだけ見直してみませんか?
今回は、富山市の鍼灸サロンHARICOが、忙しい毎日をがんばる大人女性の心と体がふっと軽くなるような、今日からできる優しい食事のコツをお話しします。
そもそも「東洋医学の食養生」ってなに?
食養生を一言でいうと、「今の自分の体質や季節に合わせて、体を心地よい状態に整えるために食事を工夫すること」です。
一般的な栄養学だと、「ビタミンが足りないから野菜を食べなきゃ」「タンパク質のためにプロテインを飲もう」というように、成分やカロリーの数字で考えがちですよね。
でも、東洋医学の食養生はちょっと違います。 食材が持つ「体を温める力」や「冷ます力」に注目して、「今、ガタついている自分の体のバランスを真ん中に戻してあげること」を一番大切にしています。
昔から「医食同源(いしょくどうげん)」と言われるように、不調を治すお薬も、毎日のご飯も、体を元気にしてくれるという意味では、実はまったく同じもの。つまり、毎日の食事の選び方次第で、あなたを一番近くで支えてくれる「お薬」に変えることができるのです。
知っておくと便利!食材が持つ「3つの性質」
食養生をはじめるときに、まず覚えておくと便利なのが食材の「性質」です。大きく分けて、次の3つのグループがあります。
1.体を内側から温めてくれるもの
血の巡りを良くして、お腹や手足をポカポカにしてくれる性質です。
- おすすめ食材: ショウガ、ニンニク、ネギ、鶏肉、シナモン、カボチャ
- こんな方に: ひどい冷え性に悩んでいる方。夏でもエアコンの風で手足が冷え切ってしまう方にぴったりです。
2.体にこもった余分な熱を逃がしてくれるもの
ほてりを鎮めたり、体に必要な水分を補ってくれる性質です。
おすすめ食材: トマト、きゅうり、ナス、豆腐、バナナ、緑茶
こんな方に: 更年期特有の「ホットフラッシュ(急な大汗やほてり)」がある方や、なんとなくイライラしてのぼせやすい方に。
ワンポイント: 冷え性の方が生で食べすぎると逆効果なので、スープに入れたり炒めたりして、火を通して食べるのがコツです。
体を温めも冷ましもしない、優しいもの
胃腸の働きを穏やかに助けてくれる、毎日の食事のベースになる食材です。
- おすすめ食材: お米、玄米、大豆、ジャガイモ、キャベツ、人参、鮭(さけ)、卵
40代・50代女性に多い「3つのタイプ別」おすすめ食材
東洋医学では、私たちの体は「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「水(水分)」がスムーズに巡ることで健康をキープしていると考えます。40代以降の女性によく見られる「乱れパターン」と、味方にしてほしい食材をまとめました。
【タイプ①】エネルギー不足で太りやすい「気虚(ききょ)」
よくあるお悩み: とにかく疲れやすい、夕方になるとぐったり、太りやすくなった、便秘や下痢をしやすい
よくあるお悩み: とにかく疲れやすい、夕方になるとぐったり、太りやすくなった、便秘や下痢をしやすい
お体の状態: 代謝のスイッチが完全にOFFになっていて、食べたものをエネルギーに変える元気が足りていません。
おすすめ食材: 胃腸を元気にして、エネルギーを充電してくれるものを。
- お米(※主食を完全に抜くダイエットは逆効果なのでNG!)
- イモ類(ジャガイモ、サツマイモ、長芋)
- キノコ類(シイタケ、マイタケ
【タイプ②】全身が冷えて血がドロドロな「瘀血(おけつ)」
よくあるお悩み: 手足が氷のように冷える、肩こりや首の痛みが酷い、頭痛持ち、目の下にクマができる
お体の状態: 血(けつ)の流れが滞って、体中に栄養や温かさが行き届いていません。肩甲骨を回すと「ゴリゴリ」音が鳴る方もこのタイプです。
おすすめ食材: 血をキレイにして、巡りをサラサラにしてくれるものを。
- 青魚(サバ、イワシ)
- 玉ねぎ、ニラ
- 黒豆、黒キクラゲ
【タイプ③】ホルモンバランスが乱れる「腎虚(じんきょ)」
くあるお悩み: 髪に元気がない、足腰が重だるい、寝付きが悪い・不眠、更年期のイライラや不安感
お体の状態: 東洋医学でいう「腎(じん)」は、若々しさやホルモンバランスを司る、生命力の貯蔵庫。40代を過ぎるとこのエネルギーが自然と減っていくため、様々な不調が出やすくなります。
おすすめ食材: 「黒い食材」と「ネバネバした食材」が特効薬です。
- 黒ゴマ、ひじき、わかめ
- 山芋、オクラ、納豆、クルミ
難しく考えない!今日からできる食養生の3つのルール
「なんだか覚えることが多くて難しそう……」と思わなくても大丈夫。まずは普段の食事で、次の3つをゆるく意識することから始めてみてください。
- 「冷たいもの」をできるだけ避ける
冷蔵庫から出したばかりの飲み物や生野菜は、胃腸を直接冷やして代謝をガクンと下げてしまいます。飲み物は常温か温かいものを選び、食材にはなるべく火を通すのが基本です。 - よく噛んで、お腹八分目を意識する
どんなに体に良いものを食べても、胃腸が疲れていると栄養をちゃんと吸収できません。よく噛んで食べることで自律神経が整い、無理な我慢をしなくても、自然と食べすぎを防げるようになります。 - 季節の「旬の野菜」を食べる
夏には体をほどよく冷ますトマトやきゅうり、冬には体を芯から温める大根や人参。旬の食材には、その季節をラクに過ごすためのパワーが自然と詰まっています。
養生の効果をさらに引き上げる「鍼灸×耳つぼ」の相乗効果
毎日の食事を見直すことは、これからの人生の最高の土台になります。ただ、長年溜め込んできた頑固な冷えや、鎧をまとったようにガチガチな肩・首のコリ、自律神経の乱れは、食事を変えるだけだと改善までにどうしても時間がかかってしまうのも事実です。
だからこそ、外側からのケアとして「鍼灸(しんきゅう)」と「耳つぼ」を上手に頼ってほしいと思っています。
当院では、その日のあなたのお体の状態をしっかり見極めた上で、次のようなアプローチを行っています。
- 痛くない【刺さない鍼×オイルマッサージ】の全身ケア
ゴリゴリに癒着してしまった肩甲骨や首のコリを心地よく解きほぐし、滞った血流を根本から流します。緊張しっぱなしの自律神経を優位に緩めるので、代謝のスイッチがONになり、冷えや不眠も同時にラクになっていきます。 - 「耳ツボ」による、おだやかな食欲コントロール
耳にあるツボを優しく刺激することで、「食べたいのを必死に我慢するストレス」から解放されます。イライラすることなく、自然と「腹八分目の心地よい食生活(食養生)」が身につくようになります。
「自分の疲れにすら鈍感になっていたけれど、終わった後の体の軽さに本当に驚いた」 「氷のようだった手足がポカポカ温まるようになって、毎日が快適!」 「3ヶ月で-9.3kg、1年で24kg減量できて、更年期の不調までスッキリした」
HARICOでは、このような嬉しい変化を実感された40代・50代の女性から、たくさんの温かいメッセージをいただいています。
最後に:自分の体をもっと労ってあげませんか?
東洋医学の食養生は、「あれもダメ、これもダメ」と自分を追い込むものではありません。「今日の私の体は、何を食べたら喜ぶかな?」と、自分の体に優しく目を向け、労ってあげるための心地よい習慣です。
自分の身体のことって、分かっているようで、実は一番気づけないものだったりしますよね。
「体調がすっきりしない日々が続いてつらい」「人生最後のダイエットを本気で成功させたい」と感じているなら、どうか一人で抱え込まずに、一度HARICOを頼ってみてください。
あなたの体が本来持っている「軽やかで心地よい状態」を取り戻せるよう、確かな技術とアドバイスで、これからの毎日を全力でサポートさせていただきます!